シンポジウム

銀座街づくり会議発足記念シンポジウム「都市の街並みと建築」

日時 2004年5月24日(月) 16時~18時
場所

紙パルプ会館・フェニックスプラザ

出席者

約300名

主催

銀座街づくり会議 銀座通連合会

共催

全銀座会 中央区 国土交通省東京国道事務所

プログラム

基調講演「都市の生活と建築」
槇文彦(建築家、槇総合計画事務所)
パネルディスカッション「銀座の街並みをどうつくるか」
團紀彦(建築家、團紀彦建築設計事務所)/森まゆみ(作家)
三枝進(銀座通連合会理事)
コーディネーター 陣内秀信(法政大学教授)

概要

銀座街づくり会議発足を記念し、銀座内外にひろく知っていただくためにシンポジウムを開催しました。参加者は約300名。会場はほぼ満席という状態で、銀座の人たちばかりでなく、建築や都市開発関係の方々、街づくりの専門家や学生さんなどの姿があり、銀座への関心の高さがうかがえました。
会は、銀座街づくり会議代表である福原義春さん(銀座通連合会会長)のご挨拶で始まり、基調講演には、世界的な建築家である槙文彦さんに「都市の生活と建築」についてお話しいただきました。
槙文彦さんは街が建築だけではなく建築をつなぐ道空間によって成り立っていることを海外の事例をとりあげながら話し、道空間の大切さを強調しました。また日本の最近の再開発事例をとりあげて問題点を指摘しました。また、槇文彦さんは「街並みとはその時代の社会が理想とする秩序の表れ」と延べ、銀座は皆のふるさとのような街だから大事にしてほしいと話されました。
続くパネルディスカッションでは、法政大学教授の陣内秀信さんをコーディネーターに、銀座通連合会常務理事の三枝進さん、建築家の團紀彦さん、作家の森まゆみさんが銀座への意見を発言しました。