シンポジウム

銀座街づくり会議シンポジウム 『銀座らしい広告とは? -銀座の街並み景観と広告デザイン』

日時 2014年7月11日(金 ) 15時~17時
場所

紙パルプ会館・銀座フェニックスプラザ

出席者

約200名

共催

銀座街づくり会議 全銀座会

協力

紙パルプ会館・銀座フェニックスプラザ

プログラム

講演:銀座らしい広告とは?-銀座の現状分析と海外事例
講師 西川潔
(筑波大学名誉教授。著書に『ヨーロッパ伝統の看板』 ダヴィッド社 1981、
『ビレッジサイン・英国フォークロアのデザイン』玉川大学出版部1998(共著)、
『サイン計画デザインマニュアル』学芸出版社 2002など多数。)
パネルディスカッション:銀座の街並み景観と広告デザイン
西川潔
小林博人(銀座街づくり会議アドバイザー、慶應義塾大学教授)
岡本圭祐(全銀座会街づくり委員長、株式会社文明堂銀座店会長)
東條幹雄(ワシントン靴店代表取締役社長)

概要

銀座デザイン協議会では、設立以来1000件にのぼる案件に対応してきました。
そのなかで半数以上を占めるのが、広告のデザイン貼り替えの協議です。 昨今、広告は、技術の発達とともに、さまざまな手法、表現方法が用いられるようになりました。巨大なシートにプリントしたものやバルーンを使った立体物、デジタルサイネージなど、建築物で構成された街並み景観に大きな影響を与えかねない広告が増えています。
また、印刷技術の進歩により、巨大なものでも鮮明な表現が可能になり、内容変更も簡単にできるようになりました。
「銀座デザインルール」では、数値などの画一的な規制や決まりはつくっていませんが、以上のような状況をふまえ、 広告であふれた街並みをどのように銀座らしく整理していくかが、今大きな課題となっています。 今回のシンポジウムでは、銀座の文化でもある広告が、今後の銀座においてどうあるべきか、銀座らしい広告とはどのようなものなのか、専門家とともに考えました。