シンポジウム

デザインフォーラム2008「銀座文化の創造」

日時 2008年10月27日(月) 13時~15時
場所

シテ・ドゥ・タン・ギンザ(ニコラス・G・ハイエック センター14F)

出席者

約95名

主催

銀座街づくり会議+銀座アート・エクステンション・スクール

共催

全銀座会催事委員会、全銀座会、銀座通連合会

協力

スウォッチ グループ ジャパン(株)

後援

中央区

プログラム

講演:「銀座劇場の演出」
宮本亜門(演出家)
パネルディスカッション:「銀座を大人の遊び場に」
宮本亜門
遠藤彬(全銀座会代表幹事、銀座通連合会理事長、銀座街づくり会議評議会議長、(株)ハツコエンドウ・ウェディングス代表取締役社長)
川口彰久(銀実会理事長、(株)ぜん屋取締役)
コーディネーター 山本豊津(東京画廊)

概要
デザインフォーラム2008

宮本亜門さんは「銀座劇場の演出」についてお話をしてくださいました。
新橋演舞場前で喫茶店を営むご両親のもとに生まれました宮本さんは、小さい頃から銀座じゅうを歩き回り、銀座は世界一素晴らしい街と言い聞かされて育ちました。もともと銀座は、木挽町に江戸三座が発祥した芝居町。新橋演舞場や歌舞伎座があり周辺にも映画館や劇場が建ち並んでいます。宮本さんは、銀座は日本のブロードウェイなのだ、と言います。
「銀座劇場」には、舞台セット、照明、衣装、とあらゆるものが揃い、演出家として銀座を見たときに、欠けているものはないそうです。しかしもし、手薄なところがあるとすれば、プロデューサーと演出家の存在です。
宮本さんからは、たとえば銀座4丁目交差点を半日貸し切って劇場をつくり、歌舞伎座や新橋演舞場、博品館、帝劇などに出ている役者さんたちが、寄付の呼びかけをする(ニューヨークのタイムズスクエアではやっているそうです)など、さまざまなオリジナリティあふれる、大胆で楽しいアイディアがいくつも出されました。
続くパネルディスカッションでは、銀座通連合会理事長・銀座街づくり会議議長の遠藤彬さんと、銀実会理事長の川口彰久さんが加わり、銀座アートエクステンションスクールの山本豊津さんをコーディネーターにして、宮本さんからのいくつもの提案をぜひ実現していきたいと語りました。