シンポジウム

デザインフォーラム2011「新しい銀座のファンタジア-歌舞伎座の役割」

日時 2011年10月31日(月) 15時~17時
場所

銀座フェニックスプラザ(紙パルプ会館2F)

出席者

約170名

主催

銀座街づくり会議+銀座アート・エクステンション・スクール

共催

全銀座会、銀座通連合会

後援

中央区

プログラム

講演 「都市の祝祭空間」
隈 研吾(東京大学教授)
パネルディスカッション 「歌舞伎座の役割」
隈 研吾
蓑原 敬(都市プランナー)
コーディネーター:山本 豊津(全銀座会・東京画廊)

概要
デザインフォーラム2011

今年も「オータム・銀座2011」の一環として10月31日、紙パルプ会館にて、銀座アートエクステンションスクールと銀座街づくり会議の主催による「銀座デザインフォーラム シンポジウム」を開催しました。参加者は170名。定員を超えてお申し込みをいただき、会場は熱気につつまれていました。
隈研吾さんの基調講演のタイトルは「都市の祝祭空間」。
都市の歴史と、歌舞伎座のこれまでの歴史を重ね合わせ、新しい歌舞伎座のコンセプトと外観、内装について詳しく説明しました。また、歌舞伎座には歌舞伎という素晴らしいソフトがあり、人気ある役者がそろっています。それを最大に銀座という場で生かしていくことの期待を述べてお話を締めくくりました。
続いてパネルディスカッションでは、都市プランナーの蓑原敬さんが、他地域では感じられない銀座の気持ち良さの源泉は、銀座の人たちが街・仲間そして自分の仕事への自信があることではないかと述べ、銀座の場所の力への期待を話しました。そして、前近代-近代-ポストモダンの都市のありかたを、江戸から続く歌舞伎文化と重ねた熱い議論が繰り広げられました。