銀座では、駐車場を取り巻く課題が山積しています。特に、①余剰駐車場(附置義務駐車台数が実態に合っていない)、②荷捌き・身障者用駐車場の設置は各建物に附置義務として課せられているため、建物の間口の大部分を駐車場にせざるを得ない、③路上パーキングの利用が多く、建物内駐車場が空いている、という3つの課題が建物所有者の経営を圧迫しています。②については通りが駐車場の連続になってしまい、また③は通りに路上駐車が並び、いずれも美しい街並み景観形成の観点からも問題になっています。
銀座街づくり会議では、これらの駐車場課題の早期解決を長年にわたり中央区に要望してきました。そして2019年から中央区主催の「銀座地区交通環境改善協議会」において検討が進められています。