銀座街づくり会議アドバイザーの小林博人先生(建築家、慶應義塾大学教授、小林・槇デザインワークショップ)が企業や大学を巻き込んで立ち上げた「銀座ネクストプロジェクトチーム」では、銀座の交通環境を取り巻く課題をテーマにリサーチとワークショップ(以下;WS)を実践しています。3月末には身障者用駐車場の実態把握のWSを実施。銀座の人々が実際に車椅子に乗り、既存駐車場施設の使い勝手を体感したり、通りに出て歩行空間の現状を確認しました。
このWSの次のステップとして、多様な方が「安全に車の乗降ができ、街に出られる駐車スペース」と「もっと銀ぶらを楽しめるアメニティ」がセットになった「HUB」を呼ばれる施設が銀座7丁目の取り壊し前のビルに期間限定で設置されました。 車椅子利用者など障害がある方、高齢者、ベビーカー利用者、外国人などが銀座にどのようなバリアを感じているのか。もっとスムーズに銀座を楽しんでもらうために街ができることはなにか。多様な人々をつなぎながら銀座の課題に丁寧に向き合う銀座ネクストプロジェクトチームの活動は、これからの銀ぶらを一歩前進させるような取り組みです。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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ツナガル・ギンザ・ハブ 期 間 2023年7月12日(水)~30日(日)10:00-16:00 (スタッフの常駐時間) 企画・実施 銀座ネクストプロジェクトチーム(小林・槇デザインワークショップ、慶應義塾大学、WHILL、タイムズ24、ヒューリック) 協 力 銀座街づくり会議 場 所 HULIC銀座7丁目昭和通りビル(東京都中央区銀座7-13-10) 外装グラフィックパターン 野老朝雄 tokolocom |
実証実験概要 ・銀座7丁目の再開発前の建物前に、HUB のあり方を考えるための実証実験施設を設置 ・利用状況をカメラなどで常時モニタリング、適宜ヒアリングやアンケート調査を実施 施設概要 ・車椅子その他の障害をお持ちの方でも乗降しやすい駐車スペース ・次世代電動車椅子 WHILL の乗車体験 ・トイレ、授乳室、その他の設備の案内 |