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お知らせ

2018年11月30日

銀座の駐車場環境についてのアンケート

東京都では、一定規模以上の新築建築物に対して「附置義務駐車施設」の設置が義務づけられています。しかし銀座では、限られた敷地の有効活用とにぎわいの連続のために駐車場の集約化を目指し、中央区との長年の議論の末、駐車場施設の集約化と隔地確保ができるように駐車場「銀座ルール」を策定し、平成15年から運用してきました。

駐車場「銀座ルール」によって駐車場の集約が進む一方、運用から15年がたち、建築計画や通りのにぎわいにかかわる大きな課題も明らかになってきました。たとえば、駐車場は集約できても荷捌きや身障者用の車両スペースは作らなくてはならないことによって建築計画が制限されたり、車両の入口ばかりが並んで通りのにぎわいが途切れてしまうなど、開発にも街並み景観にも課題が出てきました。また、「附置義務駐車施設」として定められた必要台数であっても、公共交通の利用者が多い銀座では、余剰駐車場になってしまうなど、事業や通り空間に影響が出ていました。

そこで全銀座会・銀座街づくり会議では、駐車場「銀座ルール」の見直しを数年間にわたり中央区に要望し続け、ようやく今年度から改正の検討が始まりました。
中央区では、改正を検討するにあたり、まずは地域の実態を把握すべくアンケートを実施することになりました。銀座地域で商売を営む方、事業者や開発を検討されている皆様には、アンケートへのご協力をお願いします。

銀座地区駐車施設の地域ルールに関するアンケート調査