東京都では、銀座の外周を囲む東京高速道路(KK線)の歩行者空間化の検討が進んでいます。銀座街づくり会議では、東京都が発表した『東京高速道路(KK線) 再生の事業化に向けた方針(案)』に対して、銀座街づくり会議から要望書を提出しました。
要点は以下の通りです。
1.空間のありかた
1.1 人中心の開かれた場所とする―歩いて楽しい上部空間
1.2 地上も魅力的な空間とする―周囲の街と連続する街並み
1.3 上部空間と地上をしっかりつなげる―縦動線の充実
2.事業・運営の進め方
2.1 創造性あるアイデアを受け止める―コンペ実施や情報発信
2.2 公共性を担保する仕組みをつくる―近隣エリアと連携した運用・活用
3.銀座の街の課題解決面からの具体的要望
3.1 銀座の防災機能の強化に資する―災害時利用と資材備蓄等
3.2 銀座の交通課題に対応する―違法駐輪等の課題への柔軟な取り組み
3.3 銀座の景観形成に配慮する―周辺開発による壁化の回避
今後も未来の公共空間の姿を関係者の皆様と考えてまいります。
■要望書全文 ・2023年3月10日提出「東京⾼速道路(KK 線)再⽣の事業化に向けた⽅針(案)」への要望 ※実際の提出書式とは異なります。 ■KK線再整備に対するこれまでの取り組み |