東日本大震災から3年目となる2014年3月11日、歌舞伎座木挽町広場にて、築地警察署主催による、帰宅困難者支援訓練が行われ、銀座・築地の通り会、町会を中心に約130名が参加されました。
銀座には、買い物客、観光客など、毎日非常に多くの一時滞在者があり、2020年にはオリンピックも予定されており、来街者の災害対策支援は街として大きな課題です。
昨年4月に開業した歌舞伎座は、公共貢献のひとつとして、災害時には劇場部分や木挽町広場を使い、約3000人程度を収容できる帰宅困難者の一時避難スペースとしての対応を可能としているほか、約3日分の水・食糧・簡易毛布などを備蓄しています。
銀座では、歌舞伎座と同様に、三越や住友不動産浜離宮ビルも防災支援の一拠点としての設備を整えています。さらに、現在工事中の6丁目開発(松坂屋)や東急不動産(TSビル)にも、防災対策設備が計画されています。
たくさんのお客様をスムーズに避難誘導できるよう、街をあげて防災対策に取り組んでいます。