銀座は「銀ぶら」の街。建物やショーウィンドウをながめながら、一日中ぶらぶら歩きを楽しんでいただきたいと考える街ですが、お店以外で、ゆったりと休める場所が少ないことは、銀座の課題のひとつです。
訪れる方の姿を観察しますと、地べたに座り込む方や花壇の柵に座る方…。非常に窮屈そうに足を休めています。
銀座には座る場所が十分でないようです。
他の街に目を移してみると、パリにはシャンゼリゼ通りのカフェテラス、ローマにはスペイン広場の大階段、京都には鴨川……人々のくつろぐ場所が街にあります。
さらに、そこで人々が腰掛けることで街を代表する「絵」にもなります。
多様な世代の方に銀座にお越し頂き、長い時間を楽しめる魅力的な街に向けて、これからの銀座ではどのように「座る姿」をデザインしていきましょう?