ニューズレター一覧
銀座街づくり会議では、ニューズレターを発行しています。
銀座街づくり会議の活動内容をお知らせするもので、全銀座会および銀座通連合会会員の方にはファックスで送信しています。
バックナンバーを見ると、銀座街づくり会議のこれまでの活動の経緯がわかります。
ニューズレターでも何度かお伝えしているように、銀座では2013年より交通問題に本格的に取り組んでいます。2013年12月には、「銀座地区モビリティデザイン」案を発表しました。
しかしながら、オリンピック開催に向け、東京都全体の動きが刻々と整えられつつあるなかで、銀座としても大きなグランドデザインとして考え直さなくてはならない部分と、逆に具体的に取り組める部分が出てきました。
今年も銀座の⼀⼤イベント、オータムギンザが開催されました。銀座街づくり会議ではその期間中の11⽉3⽇、泰明⼩学校校庭にて「新富座こども歌舞伎」公演を開催。演⽬は、舞踊「義経千本桜 吉野⼭」、芝居「⽩波五⼈男 稲瀬川勢揃の場」。秋空の下、中央区⽴⼩学校に通うこどもたち総勢20名が演じる本格的な歌舞伎が、⼤勢の来場者を魅了しました。
銀座街づくり会議は今年で10年を迎えます。そのような節⽬の年、銀座街づくり会議・銀座デザイン協議会は、独創的な業績(地域主体によるまちづくり活動)により都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたと認められ、⽇本都市計画学会⽯川賞を受賞いたしました。
7月11日、紙パルプ会館銀座フェニックスプラザにて、銀座街づくり会議シンポジウム「銀座らしい広告とは?-銀座の街並み景観と広告デザイン」を開催しました。約200名の聴衆が、熱心に聞き入っていました。銀座デザイン協議会の協議案件の半数以上を占める広告ですが、近年さまざまな手法が用いられるようになり、街並み景観への影響が議論になっています。
かつての銀座では、華やかな屋上広告やネオンがいつも話題をあつめていました。そうした銀座の文化でもある広告とともに街の価値を上げていくために、私たちは銀座らしい広告のあり方を具体的に考え始めました。
6月9日、紙パルプ会館銀座フェニックスプラザにて、2014年度・銀座街づくり会議の活動報告会を開催しました。主な内容は、1)2013年度の活動報告、2)2013年度銀座デザイン協議会デザインレビュー、3)銀座将来像に向かって/2004-2014銀座街づくり会議活動の意義、の3つです。
谷澤信一評議会議長の挨拶に始まり、小林博人さん(慶應義塾大学教授)のデザインレビュー、そして蓑原敬さん(都市プランナー)小林博人さん、中島直人さん(慶應義塾大学准教授)、岡本圭祐評議会副議長、三枝亮委員長(全銀座会情報委員会)のパネルディスカッションがありました。
銀座街づくり会議・銀座デザイン協議会は、2013年度⽇本都市計画学会⽯川賞を受賞いたしました。⽯川賞は、「都市計画に関する独創的または啓発的な業績により、都市計画の進歩、発展に顕著な貢献をした個⼈または団体を対象とする」ものです。受賞理由として、銀座における先進的かつ独創的な街づくりの取り組みと成果は、今後の成熟社会における地域主体の街づくりの範となり、今後の我が国の都市計画に⼤きく寄与すると評価されました。
中央区では、臨海部の人口増加、築地の移転問題、晴海地区に予定されているオリンピックの選手村建設とその跡地利用等を前提に、臨海部と都心を結ぶ基幹交通システムの検討を始めています。そのなかで銀座の内部にBRT(連節バス)を通す(のちにLRTに変換する)という案が浮上し、銀座ではそのルートをめぐって大議論となりました。また、銀座には他にも交通問題がたくさんあります。
そこで、5月に中村文彦先生(横浜国立大学大学院教授)にお願いして、銀座の交通をテーマとしたシンポジウムを開催し、その後、7月から10月までの4回、中村先生とともに勉強会を行ってきました。先生から出していただくたたき台をもとに意見を出し、次回の資料に盛り込んでいただく、という形です。それらの成果をまとめ、12月2日(月)、「銀座の交通グランドデザインを考える」と題したシンポジウムを開催しました。会場となった十字屋ホールには180名を超える方々が集まり、熱気にあふれました。
中央区では2012年6月に「中央区総合交通計画」をまとめ、その一環として基幹的交通システムの検討を開始しました。そのなかで、人口の増加する臨海部と都心部を結ぶ公共交通としてBRT(連結バス)やLRT(路面電車)を銀座に通す案が浮上しています。銀座街づくり会議では、これらの問題に対応するために、中央区からの説明会をお願いしたり、交通をテーマにしたシンポジウムを開催してきました。
銀座は自転車(駐輪、マナー)、荷さばき駐車場等々、さまざまな課題をかかえています。歩いて買い物を楽しむ銀ブラの街として一層魅力を増し、各通り、街の価値をより高めていくために、交通問題を総合的に考えるための勉強会が始まりました。
豊かな歩行空間は銀座の大きな魅力ですが、近年自転車やバイク等の違法駐車、駐バイクが、歩行空間の環境維持が難しくなっています。また、銀座には付け置義務駐車場の設置を集約駐車場にまとめるという独自の駐車場ルールがありますが、荷捌き駐車場を含め、その運用にもさまざまな課題があります。